プログラムを終了させる関数dieとexitの違い
PHPでプログラムを終了させる際によく見るdieとexit。
その使い方の違いがよくわからないといった声も多いので解説します!
exit
exitは正確には関数ではなく言語構造です。
プログラムをそこで強制終了させます。
呼び出し元に指定したステータス番号(1~255)を返せる、またはメッセージを表示することができます。
使用例
実行可能 | 使用例 | 返却ステータス | メッセージ |
○ | exit; | 0 | |
○ | exit(1); | 1 | |
○ | exit(255); | 255 | |
○ | exit(“終わり”); | 0 | 終わり |
× | exit 255; |
die
dieはexitと同じく関数ではなく言語構造です。
プログラムを強制終了させます。
exitとの違いは返せるのはメッセージを表示することしかできない点です。
使用例
実行可能 | 使用例 | 返却ステータス | メッセージ |
○ | die; | 0 | |
○ | die(“終わり”); | 0 | 終わり |
× | die(3); |
まとめ
いかがでしたでしょうか?
dieとexitの違いはdieはステータスを返せない、といった機能落ちだけですので
使用するのはexit一択でよいのではないでしょうか?
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